叔父の葬儀が終わりました。
昨日、お通夜が終わって、皆さんがお帰りになったあと
叔父が別れを惜しんでいるように雨が降っていました。
今日は、葬儀が終わったとたん、
霞みがかって晴れていた空、
いきなり雲が重なって、激しい雨になりました。
竜巻警報まで発令される激しい気候の変化。
別れを悲しみ泣いている叔父のこころのようだと思いました。
葬儀会場のスタッフさんが、
たくさん花束を作ってくださっていたので
ひとついただいたのを、ウチで生けなおしました。
奥に写ってるのは、わたしが大学に入る前、
東京は暑いから使いなさいと、
叔父が贈ってくれた飴色の扇風機。
もう、三十年近く前から、使い続けていることになります。
これからも、夏がくれば思い出す、叔父の、そのおもいやり。
激しい雨が降ったら、きっとこの「別れの日」のことも、
思い出すことになるのでしょう。